Nono-Hana Daily log

コーヒー自家焙煎修行

50種類以上の銘柄を焙煎して

かなり久しぶりの投稿になってしまいました。

これから真面目にブログを更新するにあたり、やっぱりコツコツ生豆の焙煎レビューをしていこうかと思っています。

というのも、これまで焙煎した銘柄が50を超え、さらに50種類くらいの生豆(ほとんどの銘柄は少量購入ですが)が手元にあるからです。

レアな豆も持っていてそれはいずれネットショップで少量限定販売したいと思っております。あとは、年末におまけでつけるか…。

野望としては年内に100種類に到達したいのですが、一日一回焙煎できるか微妙なところです。

 

ともあれ、100種類を目指して頑張りたいと思います。

これまでに焙煎してきた銘柄のリスト(現在52種類)は下記です。

 

沢山の生豆を試したい方は種類が多くてメール便可能な楽天の『ハチコーヒーロースト』さんがおススメです。

 

 
★これまでに焙煎した豆リスト★

 ブラジルサントスNo2 

2 エチオピアモカシダモG-4 

3 グアテマラSHB 

4 タンザニアAA 

5 モカマタリ 

6 ペルー チャンチャマイヨ 

7 バリ 神仙 ハニー 

8 ブラジル フローラブルボン 

9 コロンビアSP 

10 メキシコAL 

11 レッドカトゥアイ ダブルファーメンテーション(グアリロバ農園) 

12 グアテマラ ファンシーサンタロッサ 

13 グアテマラ レタナ 

14 モカイルガチェフェ 

15 マンデリンG1 

16 イエローカトゥカイ パルプドナチュラル(グアリロバ農園) 

17 ニカラグア リモンシージョ 

18 パナマパルミラ 

19 コロンビア マグダレア 

20 パプアニューギニア 

21 コスタリカ カンデリージャハニー 

22 モカナチュラ 

23 パナマエスメラルダゲイシ 

24 ブルーマウンテン 

25 ブラジルショコラ 

26 タンザニア モンデュール農園 

27 グアテマラ ペーニャロハ 

28 ホンジュラスHG 

29 ラオス ボラベン高原 ティピカ 

30 ブラジル モンテアレグレ 

31 ベトナム ファインロブスタ 

32 ブルンジ 

33 コモドドラゴン 

34 ペルー マチュピチュ 

35 ウガンダ アフリカンスノー 

36 ブラジル ハニー 

37 コロンビア ハニー 

38 グアテマラ ハニー 

39 ラオス バンロンラン(マイクロロット) 

40 ブラジル ドルチェチョコラーダ 

41 ブラジル マッタスデミナスキャラメラード 

42 ブラジル フルッタメルカドン ピーベリー 

43 ケニアAA 

44 パプアニューギニア ラマリ渓谷 スタッグ・ビートル 

45 タンザニア アデラAA 

46 ワハナ 馬面ロングベリー 

47 グアテマラ ウエウエテナンゴ 

48 エチオピアモカシダモG-2 

49 ケニア ピンクフラミンゴ 

50 グアテマラ オリエンテ SHB 

51 コロンビア ナリーニョ グランホヤ SUP 

52 ブラジル カラメリッチS18 

炭火焙煎で深煎り

8月の連休中は炭火焙煎に挑戦していました。

コーヒー焙煎の熱源としては、これまでIH、ガスコンロ(カセットコンロ)を試してきたのですが、炭火焙煎についても興味が出てきてチャレンジしてみた次第です。

炭火コーヒー(炭焼きコーヒー?)は以前喫茶店で飲んだことがあって、深煎り(たぶんマンデリンブレンド)コーヒーの濃厚な風味にスモーキーな炭火の味わいが大変美味しかった記憶があり、それを自家焙煎で再現したいと思っていました。

しかしながら、炭や専用のコンロなど色々と用意する物品も多く、しばし躊躇しながらも……結局は楽天セールを利用してそろえてしまいました(笑)

キャンプやバーベキューに参加したことはあっても火おこしなどはしたことがないため上手く行くか不安でしたが、結果的には大満足の炭火コーヒーを焙煎するこができました。

焙煎のポイントとしては、炭火をしっかり燃やしてから(あたり前ですが)焙煎すること。でないと、弱い火力で何十分も手網を振ることになってしまいます(最初の焙煎がではそんな状態でした)。

炭が明々と燃えて熱気がしっかりと上がって来たところで手網を振ります。

やり方やコツはガスコンロ焙煎とほとんど同じです。

 

※基本的には手網はずっと振り続けます。

 

1.手網を炭火から遠ざけて(15cm~10cm) 豆をしっかりと温める、チャフが少しずつ剥がれて豆の色が白->(緑色)-> 黄色 -> 茶色になるように水抜きをする。

 

2.10cm以下の距離まで炭火に近づけて手網を振り続ける。豆が茶色-> (一瞬色が濃くなり縮む)-> 1ハゼが始まる。

 

3.火力が足りない、深煎りまでもっていきたい場合は、炭火に網を近づける。

 

4.豆の様子と香りを確かめながら煎りどめ。深煎りにしたい場合はコーヒーオイルが出て艶が出始めたのを合図に。

 

コンロ(私の場合は七輪)を選ぶ際は焙煎器(手網)の直径に対して小さすぎるコンロを選んでしまうと焙煎が難しくなるかと思います。

私の場合はほぼジャストフィットな大きさの七輪を選びました。

お手持ちの焙煎器に合わせたコンロを選ぶとよいと思います。

ちなみに私は手網を某コーヒー店で購入しましたが、『銀杏煎り』で検索したところ同じと思われる商品がもっと安く売っていることに気づきました…。

買い替えの時は別の店で買おうかな~と思っています。

 

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パナマ エスメラルダ パルミラ

ご存じゲイシャで有名なエスメラルダ農園の生豆です。

 

生豆はキレイな翡翠色。

名門農園だけあって粒がそろっていて豆の状態もよく、できるだけ農薬を使わない栽培方法にもかかわらず、虫食い豆はほとんどありませんでした。

前回焙煎した時は少しミディアムロースト狙いで焙煎しましたが、浅煎りでもよさそうだったので出来る限り浅めを目指して焙煎しました。

二ハゼにかかる直前に焙煎終了です。

 

 

豆の特徴:   

原産国:パナマ 

エリア:チキリ県 ボケテ ハラミージョ地区 

プロセス:フリーウォッシュド 

品種:カツアイ 

標高:1,100m~1,250   

    

味:   

ナッツ系の香りにフワッと華やかに広がる香味。優しい苦みに甘い後味。少し冷ますとほのかに酸味が感じられました。全体的にまろやかで甘みのある優しい味わいです。

 

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ブルンジ ハニー

ブルンジのコーヒー豆を焙煎しました。

 

コーヒーにハマるまで中々ご縁の無かった国、ブルンジ…。

ブルンジは地図で見るとタンザニアの左上、ルワンダのお隣の国です。

生産者はキビンゴ・ウォッシングステーション。

キビンゴは地名ではなく川の周辺に植えられた葦(現地語でKIBINGO)のことだそうです。

 

探しても中々売っていない貴重なコーヒー豆、やや浅煎りで焙煎していきます。

 

生豆の状態もよく、ハニー製法のため、ややうす黄色がかっていますが、粒がそろっていてキレイな面をしています。

 

豆の特徴:  

原産国:ブルンジ

エリア:ガヤンザ地区

プロセス:ハニープロセス

品種:ブルボン

標高:1,893m

   

味:  

 

バニラ~キャラメルっぽい香りに華やかな後味。やや浅煎りで焙煎しましたが、酸味・苦みともに少なく、バランスの取れた味わいです。ゲイシャやブルーマウンテンに似た、均整の取れたお味……!すごいですね。ブルンジコーヒー。

 

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ホンジュラス HG

中米中部の国ホンジュラスのHGを焙煎しました。 

格付けを現す『HG』は産地の標高を現しており、ハイ・グロウン(high grown)という意味で二番目に良いランクです。(最高ランクの『SHG (strictly high grown)』ストリクトリー・ハイ・グロウンは標高1200m以上でプレミアムコーヒーという位置づけだそうです。 

ハンドピックで豆の大きさをそろえてちょっと肉厚・大粒の豆を選びました。 

 今回は中煎り~で焙煎しましたが、なかなか焙煎しやすい豆で豆面も綺麗に仕上がったと思います。 

  

豆の特徴: 

原産国:ホンジュラス 
エリア:山岳・高原地帯 
プロセス:ウォッシュド?(見た目から推測) 
品種:? 
標高:900~1,200m 

  

味: 

オリーブオイルのような良い油の香ばしさ、すっきりした飲み口。軽いナッツ系の後味。

 

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生豆コーヒーホンジュラスHG(250g):【RCP】【HLS_DU】

IHでも!フライパン焙煎

自家焙煎を始めるにあたって悩んだこと。

熱源、ガスコンロじゃないといけないの??

手編み焙煎よりほんのちょっと焙煎時間は伸びますが、IHでもおいしく焙煎できますよ!

 

IH×フライパン焙煎でうまく焼けるようになったので、やり方をシェアしたいと思います。

過去記事:フライパン二度焙煎! - Nono-Hana Daily logでに二度焙煎については紹介しましたが、IHについてもうちょっと詳しく。

 

1.どんなフライパン?

まず、使用しているフライパンですが。鉄製・卵焼きフライパンです。

鉄製であるため熱伝導がよく、いい感じに豆が煎り上がります。

IHでもOKなスキレットなども良いかと思います。

ただ、一度に焙煎できる量は卵焼きフライパンの場合~90gくらいが限界でいした。

フライパン底面に重なりなく豆が並ぶくらいが理想です。それ以上入れてしまうと焼きムラの原因になります。

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2.アルミホイルでフタ

フライパンにはアルミホイルでフタをします。

熱を逃がさず、中で循環させるためです。閉めるとぐんぐん温度が上がります。

逆に、温度を覚ましたいときは外します。

手前の端っこをつまみやすいよう折っておくとやりやすいです。

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3.温度管理とゆする頻度

うちのIHの温度設定はこんな感じなのですが。

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大体次のような時間配分でやってます。手編みよりも時間がかかります。

①1の140度で予熱(30秒~くらい)

②水洗いした豆の水けをとって投入

③フタはしないで1のままフライパンを5秒に一回くらい軽くゆすって水気を飛ばす。

④豆が全体的に白っぽくなったらフタをする。(量にもよりますが大体1~2分)

⑤1(140度)で1~2分->2(150度)で2分、3(160度)で2分…と温度を上げていく。

※この工程(水抜き)が一番大事だと思います。豆が全体的にむらなく、同じタイミングでグリーン->黄色->うす茶色になっていけばOKです。

⑥フライパンをゆする頻度は弱火で10秒に一回、火を強くしていくにつれて5秒に一回と頻度を増していく(焦げるのを防ぐため)。

⑦ 5(180度)~ 6(190度)あたりで一ハゼが始まるので好みの焙煎度で終了する。

 

豆によってムラが酷かったり一度でキレイにできない場合は二度焙煎フライパン二度焙煎! - Nono-Hana Daily logをお勧めします。

 

深煎りにする場合は二度焙煎しなくても失敗は少ないと思います。

浅煎り狙いで失敗したけど、豆を無駄にしたくない!という場合、160度くらいで予熱したフライパンでささっと追焙煎(max5分くらい?)すると復活する可能性大です。

 

いろんな国の異なる精製方法の豆を焙煎していくうちに、自分の味の好みや焙煎のコツもどんどんつかめてくると思います。

 

よほど生豆の品質に問題がある、生焼け、焦げすぎでない限り、狙った焙煎度で煎り止めできなくても十分飲める豆になると思います。

 

まずは、手に入りやすいスタンダードで安い品種の豆からトライしていくのアリだと思います。

↓リンクのハチコーヒーローストさんは、50gからいろんな種類の生豆が購入でき、700gまでならメール便で送ってくださるので重宝しています♪

しかも、おススメ焙煎度や生豆の詳細が書かれた豆のカルテを一緒に送ってくださるのでとても勉強になります。おススメです!

 

インドネシア コモドドラゴン

面白い名前の生豆を焙煎。 

インドネシアコモドドラゴンという豆を焙煎しました。 

エリアが島名なのがインドネシアらしいですね。 

  

世界最大のトカゲ(!)コモドドラゴンフローレス島西部のコモド島に生息しています。最大で全長3mを超える巨体、シカやイノシシ、水牛などの大型哺乳類を捕食するワイルドなトカゲだそうです…。 

そんなコモドドラゴンの名前を冠したコーヒー豆の味はいかに…? 

  

生豆はインドネシアらしい(スマトラ式精選らしい)深緑色で割れが多い独特な見た目です。無農薬栽培の割に虫食い豆も少なく良い感じ。 

  

豆の特徴: 

原産国:インドネシア 
エリア:フローレス 
プロセス:スマトラ式精選 
品種:ティピカ・カトゥーラ 
標高:1,100m~1,700 

  

味: 

焙煎から3日目の時点ではチョコレート感のある香り。口に含むとマンデリンに似たスパイシーで華やかな香りが一気に広がります。柔らかいコクがあり、優しい苦み。 

インドネシアコーヒー、マンデリン好きにはぜひ一度試していただきたいお味です。 

 

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