To wash, or not to wash, that's is the question...
洗うべきか、洗わざるべきか…それが問題だ。
私は洗う派です。
コーヒー焙煎の直前、ぬるま湯でさっとこすり洗いをして水で流します。
市販されているコーヒー豆は洗っていない店がほとんどらしいですが。
一度、試しに洗ってみよう…と思って、水に浸けてみたらですね…。
水がヨゴレで濁ってしまって。
黄土色に濁った水はかなりの濃さで…。
うわー。これを洗わずに焙煎して飲んでたのか…。
と思うと何ともイヤーな気分が。
その後、色々な生豆を洗ってみたのですが。
どの産地の豆でも、製法でも、ヨゴレが出ないことはなく…。
それ以来、生豆は必ず洗ってから焙煎するようにしています。
洗わない派の主張としては、『味に影響する良い成分が水で流れる』『生豆が(余分な)水を吸ってしまう』という意見をみかけます。
水で洗ってヨゴレを落とすことで雑味は消えると思うし、短時間でさっと洗って水切りをして…と手早くすませば、成分の流出も抑えられるんじゃないかと思ってます。
~100g程度をフライパン焙煎する場合の手順です。
①生豆をボウルに入れて~1分程度、お湯で揉み洗い。
(長く水に浸けないのがポイント)
湯温は模索中ですが、あんまり高温だと豆が白くフヤケてしまう
(変質してしまう?)気がします。
かといって、ぬるま湯過ぎると汚れの落ち具合やチャフの剥がれも悪くなる気が…。
ということで、色々調べた結果50℃で洗うことにしています。
『生豆、湯洗い』で検索すると、湯洗いに関する情報が結構出てくるのですが、
湯温『50℃』としている場合が多いです。
②流水で剥がれたチャフを洗い流す。
③フライパンで焙煎。最初は水気を飛ばすよう心掛ける。
ガシガシ時間をかけて洗えばチャフの量は減ると思いますが、あまり豆を水に浸けすぎてふやけてしまっても嫌なので、洗う時間は最小限で。
(ふやけた豆はちょっと白くなります)
洗った後は手早くキッチンペーパーで水気をとって、フライパンに投入します。
ひと手間かかりますが、水洗い後に焙煎したコーヒーはスッキリとしたクリアな味わいが楽しめるのです。