IHでも!フライパン焙煎
自家焙煎を始めるにあたって悩んだこと。
熱源、ガスコンロじゃないといけないの??
手編み焙煎よりほんのちょっと焙煎時間は伸びますが、IHでもおいしく焙煎できますよ!
IH×フライパン焙煎でうまく焼けるようになったので、やり方をシェアしたいと思います。
過去記事:フライパン二度焙煎! - Nono-Hana Daily logでに二度焙煎については紹介しましたが、IHについてもうちょっと詳しく。
1.どんなフライパン?
まず、使用しているフライパンですが。鉄製・卵焼きフライパンです。
鉄製であるため熱伝導がよく、いい感じに豆が煎り上がります。
IHでもOKなスキレットなども良いかと思います。
ただ、一度に焙煎できる量は卵焼きフライパンの場合~90gくらいが限界でいした。
フライパン底面に重なりなく豆が並ぶくらいが理想です。それ以上入れてしまうと焼きムラの原因になります。
2.アルミホイルでフタ
フライパンにはアルミホイルでフタをします。
熱を逃がさず、中で循環させるためです。閉めるとぐんぐん温度が上がります。
逆に、温度を覚ましたいときは外します。
手前の端っこをつまみやすいよう折っておくとやりやすいです。
3.温度管理とゆする頻度
うちのIHの温度設定はこんな感じなのですが。
大体次のような時間配分でやってます。手編みよりも時間がかかります。
①1の140度で予熱(30秒~くらい)
②水洗いした豆の水けをとって投入
③フタはしないで1のままフライパンを5秒に一回くらい軽くゆすって水気を飛ばす。
④豆が全体的に白っぽくなったらフタをする。(量にもよりますが大体1~2分)
⑤1(140度)で1~2分->2(150度)で2分、3(160度)で2分…と温度を上げていく。
※この工程(水抜き)が一番大事だと思います。豆が全体的にむらなく、同じタイミングでグリーン->黄色->うす茶色になっていけばOKです。
⑥フライパンをゆする頻度は弱火で10秒に一回、火を強くしていくにつれて5秒に一回と頻度を増していく(焦げるのを防ぐため)。
⑦ 5(180度)~ 6(190度)あたりで一ハゼが始まるので好みの焙煎度で終了する。
豆によってムラが酷かったり一度でキレイにできない場合は二度焙煎フライパン二度焙煎! - Nono-Hana Daily logをお勧めします。
深煎りにする場合は二度焙煎しなくても失敗は少ないと思います。
浅煎り狙いで失敗したけど、豆を無駄にしたくない!という場合、160度くらいで予熱したフライパンでささっと追焙煎(max5分くらい?)すると復活する可能性大です。
いろんな国の異なる精製方法の豆を焙煎していくうちに、自分の味の好みや焙煎のコツもどんどんつかめてくると思います。
よほど生豆の品質に問題がある、生焼け、焦げすぎでない限り、狙った焙煎度で煎り止めできなくても十分飲める豆になると思います。
まずは、手に入りやすいスタンダードで安い品種の豆からトライしていくのアリだと思います。
↓リンクのハチコーヒーローストさんは、50gからいろんな種類の生豆が購入でき、700gまでならメール便で送ってくださるので重宝しています♪
しかも、おススメ焙煎度や生豆の詳細が書かれた豆のカルテを一緒に送ってくださるのでとても勉強になります。おススメです!